一時期からよく見られるようになったAGAのテレビCM。薄毛の人向けのCMみたいだということは分かっていても、具体的にAGAって何?ということをきちんと理解している人は少ないように思います。AGAとはAndrogenetic Alopeciaの略で「男性型脱毛症」と呼ばれています。額の生え際や頭頂部から薄くなる傾向があり、AGAになる原因は遺伝ももちろんありますが、男性ホルモンの影響が強いといわれています。男性ホルモンの一種であるテストステロンから作られたジヒドロテストステロンがヘアサイクルを短くしていると考えられています。「ヘアサイクルが短い」というのはどういうことなのでしょうか。つまり毛母細胞がダメになって全く髪が生えてこないというわけではなく、生えてきてはいるのですが、髪が育つ早い段階で抜け落ちてしまっているということなのです。薄毛にはさまざまな原因・タイプがあるのですが、もし薄毛がAGAが原因なら治療ができるということなのです。AGAは早い人で10代で発症する方もいます。また発症をしてしまった場合にはAGAは進行性であることが知られているため、薄毛が気になるようになったら早めに病院・クリニックを受診することをお勧めします。受診できる病院・クリニックにはAGAを専門に診てくれる専門病院もあれば、薄毛も診ていますという一般病院まで多数存在します。AGAの治療は内服薬の服用・外用薬の使用などが主な治療法として挙げられるのですが、なかには植毛をする方もいらっしゃいます。また、AGAは命にかかわる病気ではないので保険適用外(全額自己負担)の治療になります。治療費も病院・クリニックによって違いがあり、1か月の治療費も数千円~数万円まで幅があります。治療も一定期間続ける必要があり、治療効果も当然個人差がありますから、病院・クリニックへ通い続けることを前提に考えなければなりません。そのあたりも考慮し、まずは自分でいろいろと調べて、納得のいく病院・クリニックを見つけてから受診するようにしましょう。